眠れない鳥

眠れなくて始めたブログ。

闘病記 小説風に始めました

うも、鳥です。

 

しっかりとした自己紹介をしていなかったので、

どこかでやらなければと思っていたのですが、

現在の鳥を紹介するために小説風で闘病記と銘打って書いてみました。

 

現在も病状は良くないので、最終的に完結はしませんが

いつか良くなることを信じ、それまでちょくちょく更新していこうかなと思います。

 

小説書くのは割と好きなんですけど、

まるっきり自分のことで自分視点なんで書くのに苦戦しました。

 

ですので、読みにくいところがあるかもしれませんが、興味あれば読んでみてください。

 

それでは!

 

 

鳥のうつ病闘病記 ~その①~ - 眠れない鳥

鳥のうつ病闘病記 ~その②~ - 眠れない鳥

鳥のうつ病闘病記 ~その③~ - 眠れない鳥

鳥のうつ病闘病記 ~その④・完~ - 眠れない鳥

鳥のうつ病闘病記 ~その①~

 2012年9月1日。

 朝目覚めると、鳥の身体は動かなくなっていた。

 

 ――鳥は、小学校の教員だ。

 大阪で生まれ、両親に一つ下の妹が一人の時々猫や犬のペットがいた極普通の家庭で育った。

 大学時代には上京し、一人暮らしを始めた。

 四年間で問題なく教員免許も取得し、ストレートに憧れていた東京都の小学校の教員になった。

 性格は人見知りな為、他人からは大人しく見られがちだが、慣れてくると小うるさいキャラを演じ、常に明るくいたいという願望があった。

 教員になってもそのスタンスは変わらず、子ども達の前でも明るく振る舞い若さもあってか「優しいお兄さん」といった感じで子ども達から注目を浴びていた。

 学級経営自体も最初の数ヶ月こそ苦労したものの、元々荒れていたクラスは傍から見ても一目瞭然なくらい落ち着いた良いクラスを初任時代に築くことができ、順風満帆といっていい教員生活を送れていた。

 特に大きな挫折のない人生に、鳥は自分自身にそれなりの自信をもてていたし、このままベテラン教員への階段を上り詰めていくものと思っていた

 

 2012年の今日9月1日は新学期の始まりの日である。教員三年目だ。

 昨日までは夏休みで、久々に愛しい子ども達と合うのを待ちに待っていた。

 しかし、どうしたことだろう。身体が動かない。というよりも、気持ちが学校へ行くことを拒絶している。

 働いてて体力的にしんどくなった時に休みたいな、と思うことは人並みにあった。

 だが、今日に限ってはおかしい。昨日までは夏休みで、身体に疲れなどほぼないはずだ。あんなに子ども達と会いたかったのに、気持ちが拒絶することをやめない。

 目覚ましがわりで点けていたテレビの時刻表示を見ると、そろそろ家を出なきゃマズい時間だった。

「寝てる場合じゃない」

 鳥は無理矢理身体を起こし、スーツへと着替えた。

 夏休み明け初日は、子ども達の気が緩んでいる為、いや教師も緩んでいる為に気合を入れて臨まなければいけない。

 自分の気持ちのことなど忘れ、鳥は急いで家を出た。

 

 家を出て学校へ着く頃には、自分に起きた異変など忘れていた。

 いつもの通り、笑顔で元気な鳥先生を演じ初日を楽しく終えられた。

「なんだ、やっぱり楽しいな…」

 朝はたまたまどこか調子がおかしかったんだろうと、もう気にしないことにしその日はいつも通り仕事に打ち込んだ。

 しかし、異変はその日で終わらなかった。

 

 次の日もそのまた次の日も、鳥は毎日憂鬱な気分に襲われていた。

 日に日にその負の気分は増していき、二週間程続いた時には放課後の教室で、スマホをいじりながら精神病院を探している自分がいた。

 うつ病を疑い始めた時期だった。

 今までも知り合いがうつ病等の何かしらの精神的な病にかかるところは見たことがあった。大学時代は部活の部長をしていた為に、そういった人達の相談に直接乗ったりしていた。

 しかし、まさか自分がなるとは思っていなかった。いや、まだ疑っているだけで、精神病院を検索している自分の姿をバカバカしく思った。

 「精神病院」というのは、何かそれだけで重いフレーズだったので、鳥個人として印象的に軽い「クリニック」と名の付くところに目星をつけた。

 どうやら電話予約がいるようだ。

 そのクリニックに目星をつけてからどれくらいの時間が経っただろう。放課後の教室でただ一人、延々と鳥はスマホと睨み合っていた。

 電話をかけてしまうと、自分が精神的に問題あるのを認めてしまうようで嫌だった。

「自分はそんなに弱い人間じゃない」

 鳥は自分の中で必死に病を否定したが、異変が起きてから約二週間経った鳥の中には、もはや否定のしようもない程の何かがあった。

 スマホの画面には電話番号が表示されている。あとは、発信ボタンを押すだけだった。

 鳥は意を決して発信ボタンを押し電話をかけた。

 すぐに、受け付けの女性が電話に出た。暗くもなく明るくもない冷静な声で、何があったのかを質問された。

 自分の症状を説明し、予約の日取りを決め、あっさり過ぎるほどに電話はスムーズに終わった。

 予約は一週間後である。電話をかけたことで何かが吹っ切れ、鳥はひとまず仕事に戻った。

 

 それからも鬱々とした日々は続き、それでも働くには問題ない程の状態でなんとか一週間を過ごした。

 クリニック当日、鳥は緊張しながらも現地に到着し、綺麗目な外装の建物の中へと入った。

 中に入ると自分の他にも患者がいて、雰囲気は思ったよりも普通の病院だった。

 鳥の名前を呼ばれ、誘われた部屋へ入るとそこには若い男性が一人いた。カウンセラーか何かのようだ。

 笑顔で優しい感じの男性の存在に、なんとか緊張はほぐれ、自分に起こった異変を語った。

 生まれから家族構成、病歴などこれまでのことを詳細に聞かれ、最後に心理テストで木の絵を描いた。

 それで問診は終了のようで、この後に医者から診断結果を話すから待合室で待つように言われた

 医者のいる部屋に入ると、強面の医者がどっしり座って睨むように見られた。

 先程までの優しい雰囲気は全くなく鳥は瞬時に萎縮してしまった。

「調子悪いの?」

 医者が口を開く。

「このテストの結果から見ると、あなたは病気でもなんでもなく健康な状態だね。きっと疲れか何かでしょう」

「はぁ…」

「あんまり気にし過ぎないように、ちょっと薬出しておくからね」

と、医者との話はすぐに終わった。

 疲れ……?夏休み明けに??

 子どもと会うのがなぜ嫌になる。今まで生きてきて、三週間も憂鬱な気持ちが続いたことなどなかったが、これは疲れであって健康な状態なのか。

 納得はできずとも「疲れ」という部分には思い当たる節が多々あった。

 

 鳥の症状は、その後もますます悪くなるばかりであった。

 

鳥のうつ病闘病記 ~その②~ - 眠れない鳥

 

torichicki.hatenablog.com

うつ病な私でも少しくらいは稼げるんじゃないか?

f:id:torichicki:20170418035511j:plain

つの収入源に頼り過ぎるのは恐い時代だ、的な考えをよく目にします。

 

全くその通りだとも思いつつ、

自分は元々教員でしたので安心しきってる時期もあったためか、

概ね同意という感じです。

 

詳しくは興味ないんで勉強していませんが、

そもそも公務員でさえ収入に関しては危ないそう。

 

まあ、興味ないにしてもわかる気はします。

 

稼ぐ力と働く力

 

お金を稼ぐ力と働く力って別物ですよね。

 

日本は平和な国ですから、

何かしら仕事を見つけて働けばお金を稼ぐことができます。

 

でもいざその働ける環境がなくなった時に、

自分自身の能力でお金を稼ぐ力がなければ、

たちまちのたれ死んでしまいます。

 

ちょっと状況は違いますが、

最近の自分も似たようなものだな、

と感じているところです。

 

私はうつ病で今は働けるような体調ではないのですが、

かと言って障害年金を貰えるほどの重度なうつ病ではありませんし

親もいますので生活保護的なものも貰えません。

(なんかもらえる方法あったら教えてください)

 

つまり今私自身の収入はゼロ。

しかし、生きているので出費はあります。

 

生活費は当然のこと、

借金も私は数年前にしてしまったために

それを今は恋人に申し訳なくも払ってもらっている状況です。

 

こんな中正直死んでしまいたくなるんですが、

話が逸れるのでそれは置いといてつまりは、

今の私は働ける環境がなく稼ぐ力も持っていない人間なわけです。

 

私にとって一番は体調が良くなるように

休養することが良いことでしょうが、

できれば無理なく今の状態で稼ぐ力を

少しでもつけたいと思っています。

 

それがブログ。

 

自分の経験を価値あるものとする

 

現在の生計は親と恋人からの出資で賄われているわけですが、

仮に私が数千円、数万円でも稼げるようになれれば、

親と恋人の負担を少なからず減らせるわけです。

 

幸い私にはスマホもPCもあり、

文章を書くのも割と好きで、

何よりうつ病という病気経験が現在進行系であります。

 

この経験を自分の武器として発信していくことで、

求めている方のところへ届けばそのブログ記事には価値が生まれます。

 

また発信することは、病気のこともあって

コンスタントとはいかずとも比較的無理なく発信ができる環境です。

 

文章を書くことは楽しいので、眠れない鳥にとっては最上の娯楽兼仕事になります。

 

そして、この試みが上手くいった時に、

この経験にはまた価値が生まれ、

発信できるという良いサイクルが生まれます。

 

結果いつの間にかうつ病患者が稼ぐ力を身に付けられているわけですね。

(現在の段階では、まだ机上の空論です)

 

病気に程度があるので、どんな病気の方でもとは言いませんが、

私ぐらいの病状だったら稼ぐ力を身に付けられるかもしれないというわけです。

 

働ける環境がなければ、稼ぐ方法を考える

 

本来、お金を稼ぐこと、ゼロからイチを生み出すということは相当大変なことです。

 

でも今自分に働ける環境がないのであれば、

将来のことを考えても稼ぐ力を付けるための訓練を

やって良いのではないかと考えました。

 

もちろん無理にやって、体調がさらに悪くなっては

本末転倒ですので、無理なくでしかやりません。

 

だから求める金額もお小遣い程度なものです。

 

それでも自分にゼロからイチを生み出す力が備わったことを自覚できれば、

それは今後生きていく上で大きな自信となるんだろうなぁ、

とワクワクしちゃっています。

 

稼ぐ力、付けていきますよ。

羽ばたけ鳥!!

 

 

背中から包丁で刺されたくなる衝動

f:id:torichicki:20170416233244j:plain

うつぶせになっていると、なんだか無性に背中を

何度も刺してほしくなる鳥です。

 

「何いきなりブラックなこと言っちゃってんの!??www」

 

と、思われそうですが、気分が気分なので少し私のことを

今回は記事にしようと思います。

 

何を隠そう私は2012年からうつ病なのです。

聞く人が聞けばイメージは悪いでしょうが、私はリアルでも

周囲に隠したりはしないオープン??うつ病患者です。

 

まだ症状は直っていなくて、この約5年間良くなったり

悪くなったりを繰り返していましたが、今はこの5年で

考えるとかなり悪い状態の方に入ります。

 

一日寝たきりになることは当たり前ですし、

ろくに食事もとれずもともと痩せ型で65キロあった体重は

今はさらに痩せてしまい53キロになってしまいました。

ちなみに身長は180。かなりガイコツな体ですね。

 

このブログも寝れなくて始めたと書きましたが、

まさにそう!こやつ(うつ病)のせいです。

あの日は睡眠薬も飲みましたが寝れなくて

超絶暇な深夜だったのです。

 

さて、さらっと簡単に書きましたがこんな私でも

実はかなり危機感を持っております。

焦ってはいけないといううつ病ですが、

焦ってしまうような状況なんですね。

 

私には結婚を約束している恋人がいるのですが、

かれこれもう4年待たせてしまっています。

 

年齢も年齢なので早いとこ籍を入れ、子どもも

作りたいところですが、実際今は働ける体では

ありませんし、子どもどころか結婚でさえ

できないような状況です。

 

私は恋人には、

 

「しんどくなったらいつでも別れてもらってもかまわない」

 

と、本心で伝えているのですが、恋人はずっとこんな私を

助けてくれています。

 

だから早く体を治して、結婚をしたいのですね。

 

でも焦ってはいけないのも事実。

 

とかなんとか考えているとたま~に

背中を刺してほしくなる衝動に駆られるのです。

 

とは言うものの私は確かに自殺願望もありますが、

本当に重度のうつ病に比べればまだ軽い方だと

思います。

 

自殺願望はあっても行動に起こすことはないですし、

電車とかに乗れないわけでもなければ、全然動けなくなる

こともほぼありません。

 

それでも辛いことは変わりませんが・・・。

 

以前からちょくちょくブログをやっていたことが

あったので、恋人から外出する癖をつけるために

カフェとかでブログを習慣付けたら?と言われました。

 

なので、ほん~~~と趣味程度なんですが、

ブログを習慣化させ、仮に少しでも収入を得られるように

すれば、自分のためになるなと今は思っています。

 

うへへ。今日はちょっと暗いこと書きましたが、

なるべく暗くなりたくない鳥であります。

 

誰か、

私の背中刺して!!(危ない