眠れない鳥

眠れなくて始めたブログ。

僕はどっちかといえば、人を助けられる人間でいたい

うも!うつ病ブロガーの鳥(@tori_notsleep)です。

 

あなたの周りにはどんな友人知人がいますか?

 

「良い奴ばっかだよ」とか「友達とか少ないんだよねぇ」とか「変わった奴が多いな」とか色々出てくると思います。

 

僕はかつて自分の周りには、例えば何か困ったことがあれば助けてくれるような良い人ばっかだと思っていました。友達は少ない方だと思います。

 

一人暮らししていた頃は、ある団体の付き合いでよく僕の面倒を見てくれていた人からご飯に呼んでもらったり連れてってもらったり、近所に住んでたおばちゃんからたまに作った料理をいただいたりしていました。

我ながらなかなか恵まれた環境にいたと思います。

 

うつ病にかかった時、離れていく人間手を差し伸べてくれる人間がいました。

 

離れていった人間とは、まさかの前述したような人達でした。

団体内でお世話になって人は、うつ病どころかまだ診断もされてない段階の体調が悪いことを報告した時、毎日来ていた連絡は途絶え、ご飯にだって当然呼ばれなくなりました

噂か何かで知ったらしい近所のおばちゃんは一切来なくなりました。

 

理由は定かではありません。推測するのも無意味なので、ここでは書きません。

 

手を差し伸べてくれた人間は、僕にとって意外な人が多かったです。

 

一人で死にかけていた僕に誰よりも一番手を差し伸べてくれたのは、職場の上司でした。学校で働いていたので、校長になります。

 

僕は校長が苦手でした。全然お互い話さないし、たぶんあんまり良く思われてなかったと思います。僕はあまりコミュ力なかったので。能力は買ってくれていたとは思いますが。

 

一人で死にかけていた時、そんな校長が僕の為にあったかい牛丼と大量の食料と飲み物をわざわざ家にまで届けてくれたんですね。

あれには驚きました。

しかも一度ならず何度も。いつもよりもよく話もしてくれました。

 

他にも親しくなかった同僚と急に仲良くなりました。心配して声をかけてくれてって流れです。

あ、もちろん元々親しかった同僚もよく助けてくれました。

 

あとは、まったく連絡をとってなかった友人とかも連絡くれたりして、すごく意外でした。

 

何が言いたいかというと、人間は普段の付き合いだけでは見えない部分があるということです

 

たとえ自分と仲が良くても、その人が自分を助けてくれるかどうかはまた別の話。

自分のこと助けてくれないからって悪い人だとは言いません。

でも、「何かあったらすぐ相談してな」って言う人でも助けてくれない場合があるんです。

それとは別に、助けを求めてないのに助けてくれる人がいます。

 

そういう人がいることに僕は当時驚きました。

 

僕の場合でいうと職場の上司ですが、上司だからといって部下の私生活を助ける義務もないのに家まで来てくれる人がいるんですよね。

 

助ける義務と言いましたが、そんなものは普通どこにもないわけです。

 

人間の真価って意外なところから見えてきます。

 

誰かを助ける人間と助けない人間がいるのなら、僕は助ける人間になりたいです。

 

仲が良いとか悪いとかそんなの関係なく手を差し伸べられる人が増えたら、この世界はもっと住みやすくなるのになぁ~。

 

ちょっと独り言みたいになってしまいました。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございます!